犬が氷を食べ過ぎには【危険?!】適切な量と正しい与え方とは?

健康・病気

日本の夏は、昔に比べて暑さが厳しくなってきているようです。犬を飼っている人は、夏は愛犬の熱中症対策が気になる季節ですね。

人間は夏になると「かき氷」を食べるれば、スーッと体が冷えて、とても気持ちが良いものです。そこで、暑さ対策として犬にも氷をあげている人が多くいるようです。

逆に、お腹を壊してしまわないか?と言った不安があり、実行出来ずにいる人もいます。氷を食べさせるのが良いのか悪いのか?

また、良いとしたら適量はどれくらいか?非常に気になるところだと思います。今回は、犬に氷をあげることについて、詳しくお話をしていきたいと思います。

犬が氷を食べすぎると危険?

結論から言いますと、大丈夫です!

氷は、元々はただの水ですので体に害のあるものではありません。喜んで食べているのなら、与えても構いません。

ですが、中には氷が嫌いなワンちゃんもいるようです。そういった場合は無理に食べさせることはありませんよ。

それでは、犬に氷を与える時の注意点を見ていきましょう。

犬に食べさせても良い量はどれぐらい?

水だから害はない、と言っても、大量に食べさせるのは問題です。人間も、暑いからって氷ばかりたくさん食べていたら体を壊しますよね。

食べさせて良い量というのは、その個体によって違ってきます。体の大きさから、一日に必要な水の量を計算することが出来るので、それを目安にしても良いでしょう。

ちなみに、計算式は次のとおり。

  • 体重(g)×0.05〜0.07=最低限必要な水の量(ml)

この数字は最低限の量なので、少しくらい多くなってしまっても構いません。ただ、相手は生き物ですので、単純に数字だけで考えるわけにもいかないですよね。

お腹が弱い子ですと、少しあげただけでお腹を壊してしまう場合もあります。そうかと思えば、たくさん食べても大丈夫な子もいます。

最終的には、普段の様子を知っている飼い主さんが判断することになるでしょう。

子犬には氷をあたえない方がよい

初めて迎える夏で、バテてしまう子犬もいるかも知れません。そんな子犬に氷をあげると、とても喜んではしゃぐことでしょう。

何にでも興味津々の子犬ですから、食べるのではなく転がしてオモチャにすることも考えられます。

喜んでくれる姿を見ると、氷をあげたくなる気持ちは分かります。ですが、大人の犬でさえお腹を壊してしまう場合があるのですから、子犬に氷はおすすめ出来ません。

氷はその場しのぎの、一時的な対策に過ぎません。

他にもいろいろな暑さ対策はありますので、そちらを考えた方が良いでしょう。

最適な大きさにしてあげよう

犬に氷をあげる時には、大きさに気を配ってあげましょう。

犬の口の大きさに合わせて砕くのは勿論のことですが、大きな塊を一気に食べてしまうことは体温の急激な変化を招きます。

体調を崩す原因になる可能性がありますので、氷は少しずつ口に入れるようにするのが好ましいのです。飲み水に入れて、冷たい水を飲ませるようにしても良いでしょう。

この方が、氷を直接食べるよりもお腹に優しいのです。

下痢や嘔吐してしまう犬もいる

人間でも、お腹の弱い人はかき氷を食べて下痢になったりする場合がありますよね。犬も同じです。

氷をあげたら下痢をした場合、次からは量を減らすようにしましょう。氷で嘔吐する場合もあります。

その時だけで済めばそれほど心配はないですが、何度も吐いたり長く続くならば「胃腸炎」を起こしている可能性があります。

氷をあげるのはやめて、獣医さんに相談してくださいね。

犬も氷食症になる?

人間の場合、貧血やストレスなどによって「氷が食べたくて仕方ない!」という症状が出る人がいます。

いつも氷を食べていないと落ち着かないといった症状を「氷食症」と言います。そしてどうやら、犬にもこのようなことがあるようです。

氷の食感や冷たさが気に入ってしまい、異常なほど氷を欲しがるようになる場合があるとのこと。もし愛犬にそのような症状がありましたら、獣医さんに相談してみましょう。

熱中症の時はあげてはいけない!

熱中症の時に氷を食べさせてはいけないと言われます。その理由は、氷の冷たさによって血管が収縮するので熱を逃がしにくくなるから。

要するに、熱中症が悪化するということです。熱中症で意識朦朧の状態になっていたら、体に水をかけるのが一番です。

この場合も、冷た過ぎる水ではなく常温が良いでしょう。ただ、水をかけられる状況じゃない場合もありますよね。

そういう時には、氷を使って構いません。食べさせるのではなく、体にあてて使います。脇の下や後ろ脚の付け根辺りを冷やしてあげましょう。

氷を使って冷やした場合は、中途半端にやめてしまうと血管が収縮しているので熱中症が悪化します。

氷を使う場合には途中でやめず、、体温が下がって落ち着くまでしっかり使い続けることが大切です。

 

野菜を入れて氷をおやつに♪

氷の中に野菜を入れて、おやつにしている人もいますよ。小さくカットしたキュウリやトマトなどの夏野菜を、犬が食べられるくらいの大きさで水と一緒に凍らせます。

それをクーラーバッグに入れて、お散歩に持って行く人もいるようです。人間よりも地面に近い犬は、より高温の中を歩いている状態。

そんな散歩中のオヤツに丁度良さそうですね。

まとめ

夏の暑さ対策として、犬に氷を食べさせるのは大丈夫ですが、その量には配慮が必要なようです。

胃腸の弱い個体や子犬には、氷をあげない方が良いでしょう。あげるとしたら、その量や大きさに気をつけないと体を壊す原因になってしまいます。

急激な体温の変化が起こらないように、飼い主さんが気をつけてあげましょう。夏野菜を入れた氷キューブは、見た目も涼し気で良いですよ。

是非参考にしてみてくださいね。

コメント