犬の便秘は食べ物(食事)で解消してあげられる?その原因と対処法をご紹介!

健康・病気

愛犬のうんちは健康状態を図るバロメーターです。実は犬がトイレに行く回数は年齢や環境とともに変化します。

子犬であれば1日5回前後、成犬の場合は1日2回前後平均して出れば大丈夫とされています。

つまり2日以上出ない日が続いていると「便秘」なのです。犬が便秘で具合が悪そうな姿を見るのはつらいですよね。

犬の便秘の原因、便秘改善間違いなしの食べ物など、犬の「便秘」についてご紹介します!

犬の便秘を食べ物(食事)で解消できる?効果的な食べ物とは?

便秘を改善するためには、食生活を変えてあげることが一番だといわれています。

早く改善してあげるために、毎日あげたいけど、犬の場合はどんな食べ物が効果があるの?と思いますよね。犬の便秘に良い4つの食べ物をご紹介しましょう!

ヨーグルト:豊富な乳酸菌が腸内の環境を整える

人間の便秘にも有効な「ヨーグルト」!これは犬にも効果的です。便秘になる理由として腸内環境の乱れがあげられます。

整腸、つまり腸内で善玉菌を増やすためには、ヨーグルトやオリゴ糖に含まれるビフィズス菌が有効なのです。毎食後、少量のプレーンヨーグルトを与えてみたり、オリゴ糖を餌に少量かけて与えてみるのも効果的です。

オリーブオイル:油分が潤滑油となり排便がスムーズに

オリーブオイルなんてあげて大丈夫?と思う飼い主さんも多いとおもいますが、実はオリーブオイルに含まれる「オレイン酸」が腸内を刺激し、うんちをやわらかくして排便を促してくれるのです。

溜まっているうんちに油分が含まれるため、スルっとでる効果もあるのです。犬によっても1日の摂取カロリーは違ってくるとおもいますが、だいたい1.5㎏の犬で約10Kcal(小さじ1/4程度)がベストな量と考えられています。

さつまいも:豊富な食物繊維が便秘に効果

人間にも効果的な食物繊維が豊富な「さつまいも」も犬の便秘に効果があるといわれています。

食物繊維には水溶性と不溶性があり、不溶性のさつまいもは便のかさが増せば腸のぜん動運動が活発になり、うんちが出やすくなるのです。

やわらかく調理し、細かく刻んで少量を数日間与えてあげましょう!しかし、食物繊維の取りすぎは逆の下痢の原因にもなりますので、気をつけて与えてあげましょう。

サプリメント:犬の腸内環境を改善する

食事から摂取するのが一番いいですが、毎日与えていると犬も飽きてしまったり、即効性がなかなかないともいわれているため、整腸作用のある犬用のサプリメントを与えるのもよいでしょう。

便秘がちでなくても、整腸を保つために定期的に与えてあげると、健康管理のためにもよいでしょう。

犬が便秘になってうんちが出ない!犬が便秘になる原因とは?

「犬の便秘は万病の元」といわれることが多く、便秘が大病につながるケースが多々あります。

愛犬が便秘がちなのであれば、これを機に改善してみましょう!では、犬が便秘になってしまう原因は何なのでしょうか?

便が硬すぎて自力で出せない

水分の摂取量が少ない、たくさんお肉やカルシウムを摂取していると、うんちは硬くなり、自力で出すのが困難になります。

また犬の消化機能に合わないドックフードを食べている場合もうんちは硬く量もすくなくなってしまうのです。食事の改善、水分量を増やすなどして、経過をみてあげましょう。

排便時に痛みがあるために排便ができない

犬は言葉がしゃべれないので、痛いかどうかを見分けるのが難しいですよね。排便時に痛みがあるのを排便痛といいますが、排便時に鳴く、排便時に何度も排便の姿勢を取り直しているなどは、排便痛の可能性が高いです。

排便痛は腫瘍など大きな病気の可能性があるので動物病院に連れて行ってあげましょう。

腸内環境の不調による消化不良

添加物の多い食事やおやつをあげたりしていると、腸内環境が乱れ悪玉菌が多くなります。

食事に気をつけている犬でも加齢とともに、善玉菌が減少し、腸内環境が乱れてしまうことがあります。悪玉菌が多い状態になると、腸がうまく働かずに消化不良を引き起こしてしまいます。

環境の変化など、ストレスが原因で便秘になることもある

犬は引越しや、寝床の場所が変わったなど住居環境の変化や、トイレの粗相で叱られたことをなどをストレスに感じ、便秘になってしまうことがあるのです。

ストレスを軽減させることが便秘改善につながりますので、住居環境は順応させる、トイレトレーニングをしっかり行ったりしましょう。

 

飼い犬が便秘になったら要注意!重大な病気の可能性もある!?

人間の場合、いろいろ試しても便秘が治らない、慢性的に便秘が続いているってことよくありますよね。人間も犬も長引く便秘は要注意なのです。

特に犬は体が小さい分悪玉菌から発生するガスがお腹にたまり、体内に毒素が溜まってしまうのです。この毒素が体に大きな悪影響を起こしてしまい、実は重大な病気だったという可能性もあるのです。

嘔吐が伴う場合は、異物の誤飲による腸閉塞の疑いがある

嘔吐を伴う便秘は誤飲が原因の可能性があります。おもちゃなどを誤飲してしまった場合、そのまま便として排出されれば問題ありませんが、出ない場合は体の異物として残ったままになってしまいます。

この場合、腸を塞いでしまい腸閉塞を起こしてしまうことがあるのです。腸閉塞の主な症状は嘔吐と腹痛なのです。

嘔吐は体の異物を除去しようとする働きで、便秘は腸が塞がってしまっているため引き起こされてしまっている状態なのです。

下痢と便秘を繰り返す場合は、細菌感染の可能性が高い

下痢と便秘を繰り返す場合に考えられるのは、細菌感染の可能性です。細菌を外にだそうとして下痢をしてしまうのですが、下痢をしていると腸の機能が弱まります。

腸のなかに何もない状態だと、腸に溜まって次の排泄までに時間がかかるので、便秘と勘違いしやすいですが、これは便秘ではありません。

あまりにも長い間下痢と便秘の状態を繰り返すようであれば、動物病院で診てもらいましょう。

子犬&老犬の便秘は、早急に獣医師の診察を受けるのがベター

子犬の場合は食事の切り替え時期に便秘になることが多いと言われています。母乳から断乳食、そしてドライフードと変化するときに食事中の摂取する水分量の変化により引き起こるようです。

しかし、消化管内寄生虫という場合もありますので、早めに獣医さんに診せてあげましょう。

老犬の場合は、便秘の原因が様々で特定するのが困難な場合があります。

加齢による体の変化もありますが、大きな病気の場合もありますので、子犬も老犬も飼い主さんが判断せず、早めに動物病院の診療を受けるようにしましょう!

まとめ

便秘の原因は犬によって様々です。便秘の主な原因は

・水分不足
・環境変化によるストレス
・腸内環境の乱れ

から起こっています。これらを改善することにより、解消することはできますが、楽観はできません。

そのためにも日々のわんちゃんの排泄をしっかり見て、異変に気付いてあげましょう!