犬が水を飲む時にむせるのは、病気かも?その原因と対処法とは?

健康・病気

お水を勢いよく飲んでいるなと思ったら、いきなりむせてゲホゲホ・・・大丈夫かな?

なんて飼い主心に心配した経験がある方も多いはず。人間もむせてしまうことがあるように、犬も水を飲んでいるとむせることはあります。なのでたまにであれば問題ありません。

が、毎回水を飲むたびにむせているのであれば要注意なんです!あなたの犬は大丈夫ですか?今回は、犬がむせてしまう原因や病気の可能性についてお話したいと思います。

飼い犬が水を飲む時にむせてしまう!むせる原因は?もしかして病気?

愛犬が水を飲んだ後にむせてしまう。とっても心配ですよね。むせる原因は一体なんなのか?病気の可能性についてご紹介します。

犬の呼吸がしにくい「気管虚脱」の可能性がある

気管が押しつぶされ変形し、空気の流れが滞る状態を「気管虚脱」といいます。呼吸がしにくいため、大きく息を吸い込もうとして、水を飲んだ際にむせてしまうことも考えられます。

気管虚脱は呼吸困難や誤飲につながり、命に関わる場合があるので、何度もむせるようであれば動物病院で必ず診てもらいましょう。

給水器や水飲み容器が飼い犬に適していない

むせる原因の1つとして、犬が使っている給水器や水飲み容器に問題があることが考えられます。

ゲージにつけて高い位置から水を飲む給水器や床におく水飲み容器は犬種によって合うあわないがあります。犬が水を飲んでる姿を観察し、適した高さなどに調整してあげましょう。

水飲み容器を床に置いている

下を向いて飲みものを飲むのは人間もつらいですよね。向いている犬種もいますが、床置きにしている場合は、厚みがあるものにしてあげるなど、高さを少し調整してあげましょう。

また床置きにしているとゴミやほこりも入りやすいので、定期的に水は取り替えてあげましょう。

水を一気飲みする犬はむせやすい

お散歩の後や気温が高い日、ご飯を食べた後などは、どうしても水を飲む量が増えてしまいます。

一気飲みや飲みすぎは、むせる原因になります。犬が、ガブガブ飲んでむせている場合は、与えるお水の量を飼い主さんが小分けにしてあげましょう。

飼い犬が水を飲む時にむせてしまう!むせるのを防ぐ対処法とは?

愛犬がむせる姿はできれば見たくないですよね。むせるのを防ぐ対処法をご紹介しましょう。

飼い犬に適した給水器や水飲み容器を使用する

ほこりやゴミが入りにくい給水器は衛生的で便利ですが、実はこの給水器を苦手とするのが、フレンチブルフドッグなどの短頭種や小型犬のチワワです。

気道が短いこれらの犬種は上を向いて飲むとむせてしまう傾向にあるようです。一方ダックスフンドなどは下を向いて飲むと辛いため、給水器の方が適しているようです。

犬種や犬の個体差によって合うものを選んであげましょう。

水飲み容器の場所や高さを考え、犬の喉に負担をかけない工夫をする

給水器や水飲み容器の高さが犬にあっていないため、むせている可能性があります。

給水器や水飲み容器をセットする際に、犬の口の位置から高すぎず、低すぎないように設置してあげ、どの高さが一番犬の喉や首に負担がかかっていないかを確認して調整してあげましょう。

冷たい水はむせやすいため、温めたぬるま湯を与える

人間でも冷たい水を一気に飲むと気管支が刺激され、咳き込んでしまうことがありますよね。それと同じで、犬も冷たいお水を飲むとむせやすくなります。

犬の気管支は人間以上に温度差に敏感なため、刺激を受けやすいのです。

真夏に愛犬が暑そうにしていると、ついつい冷たい水をあげたくなってしまいますが、できるだけ常温のお水もしくはぬるま湯をあげましょう。

飼い犬に水を与える時の注意点!飼い主が心得ておくべきこと

愛犬に与えるお水にも注意が必要なのです。知っておくべきお水のお話をご紹介します!

犬に硬度の高いミネラルウォーターはNG!深刻な尿路結石の原因になる

お水にも注意が必要と言いましたが、市販で購入したミネラルウォーターを犬にあげてはいけません。

カルシウムやマグネシウムなどを多く含む硬度の高いミネラルウォーターは特にNGです。ミネラル成分が多く含まれた水を摂取し続けると、尿路結石になってしまう可能性があるのです。

犬が水の一気飲み・飲み過ぎをした時は要注意!糖尿病や腎不全の疑いがある

別に暑い日でもなく、たくさん運動したわけでもないのに、犬が一気飲みしたり、過剰に摂取している場合は注意が必要です。

犬がたくさんお水を欲しがる場合は、糖尿病や腎不全などの病気の可能性があるのです。

愛犬が1日にどれくらい飲んでいるかというのを知ったうえで、いつもより多く飲んでいることが多くなった場合は、動物病院に診てもらうようにしましょう。

普段よりもむせたり咳が多い場合は、早急に動物病院で受診する

普段よりもむせたり、咳が多い場合は冒頭でもお話したように、「気管虚脱」などの病気の可能性があります。

病気だった場合は重症化してしまうと命に危険が及びます。犬をよく観察してあげ、異変に気付いたら早めに動物病院を受診しましょう。

まとめ

犬が咳き込んだり、むせたりするのには理由があるということをお判りいただけましたか?

1、まず、水飲み容器や給水器が良い高さにあるかを確認しましょう。なるべく自然な高さで飲めるよう調整してあげてください。
2、水の温度、水の種類を変えてみましょう。お水は常温もしくはぬるま湯で、硬度の高いお水は与えてはいけません。
3、一気に飲む癖がある犬は飼い主さんが、数回にわけて与えてみましょう。
4、頻繁に咳き込んだり、むせたりを繰り返している、いつもより多くお水を飲み続けている場合はすぐお医者さんへ

重大な病気の可能性があります。

愛犬が苦しんでる姿を見るのはつらいですよね。飼い主さんがしっかり日頃から犬を観察してあげて、いつもと違うなと感じたらすぐに病院を受診してくださいね!