犬の生理前の症状から、期間・周期・生理中の対処方法とは?

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メスの犬を飼っている人にはお馴染みですが、犬にも生理があります。初めて飼う場合や、これから飼おうとしている場合、犬の生理についての知識を得ておくと安心です。

犬は生理前にどんな症状が出るのでしょうか?そしてまた、その時にどう対処すれば良いのでしょうか?

その場になって慌てないように、犬の生理について少しお勉強してみましょう!それでは、犬の生理前の症状や対処法をご紹介します。

犬の生理は生後どのぐらいからあるの?生理の期間や周期は?

生理について、女性の飼い主さんならなんとなくイメージ出来るかも知れませんね。犬は哺乳類の中では珍しく、人間と同じように出血を伴う生理があります。

猫やウサギなどは出血を伴わない生理で、人間や猿、犬以外はこのタイプの生理ですね。人間の生理が古い子宮内膜が剥がれ落ちた物であるのに対し、犬の生理は「妊娠OK!」のサインです。

全く違う意味があるので、その点をよく頭に入れておきましょう。

初の生理は、小型犬でおよそ生後7~10カ月、中型犬や大型犬は生後8~12カ月

犬が迎える最初の生理はいつなのかご存知でしょうか?

小型犬・・・生後7~10カ月

中~大型犬・・・生後8~12カ月

犬の大きさによって、わずかに差があるようですね。

生理の回数は、小型犬で年に2~3回、大型犬で年に1~2回

1年間にある生理の回数も、体の大きさによって違うようです。小型犬なら2~3回、大型犬なら1~2回でしょう。

生理の周期はおよそ6カ月~10カ月、生理期間は約2週間

人間の生理周期は約28日ですが、犬の場合6~10カ月もあります。そして、生理期間は2週間くらい続きます。

生理の周期や回数は、犬によってかなり差がある

この生理周期と回数は、犬による個体差が結構あります。生後1年を過ぎて、やっと最初の生理になる犬もいるのです。

犬が生理になった時の特徴は?生理の症状は?

犬が生理になったら、どんな症状が見られるのでしょうか?また、行動に特徴などはあるのでしょうか?そのチェックポイントをご紹介します。

生理前から排尿の回数が増える

生理前になると、犬は排尿の回数が増え始めます。いつもより早くペットシーツの交換が必要になったりするので、気になるかも知れませんね。

頻尿のため、粗相をしてしまう子もいるようです。その他にも、急に怒りっぽくなったり、逆に静かに過ごしているといった様子が見られます。

生理中は外陰部が腫れる

生理中の大きな特徴として、外陰部が腫れます。それと同時に、出血がみられます。

量には個体差があるのですが、ごく少量の場合は自分で舐めてしまうので飼い主が気付かない場合もあります。

特に初めての生理でしたら、尚更分かりにくいことでしょう。普段よりも多くお尻の辺りを舐めたりしていたら、生理の可能性がありますよ。

食欲不振・腹痛・嘔吐などの症状がある

人間の女性なら分かる人も多いと思いますが、犬も生理の時は食欲がなくなる事もあります。

また、腹痛や嘔吐といった症状も出たりします。これも個体差がありますので、全く平気でケロッとしている場合も多いです。

飼い犬が生理になった時の対処方法!注意すべきこととは?

それでは、飼っている犬が生理だと気づいた時は、どういった対処をすれば良いでしょうか。そして、どういったことに注意が必要なのでしょうか?

生理期間中は、メス犬の発情期でもある

犬の生理期間は、子宮内膜が剥がれ落ちる人間の生理と違って、「妊娠OK!」の期間です。いわゆる「発情期」ですね。

この期間は、犬を飼っている人の間では「ヒート」と呼ぶのが一般的です。ヒート中のメスからは、フェロモンが出ていますので、オスが自然に寄ってきます。

出血が気になるようでしたら、犬用の生理パンツを使いましょう。

生理中は、オス犬との接触を防止する

フェロモンが出ている間は、オス犬に接触させないようにしましょう。オスを飼っている人の中には、生理中のメスを散歩させないで欲しいといった声もあります。

ですが勿論、生理中でも散歩しても良いのですよ。ただ、ドッグランやドッグカフェなど、たくさんの犬が集まる場所は避けましょう。なるべく他の犬と接触しないような場所を散歩すると安心です。

膣・子宮・膀胱などの病気での出血に要注意

生理による出血なら問題ないのですが、膣や子宮、膀胱の病気によっても出血が見られることがあります。食欲が落ちて出血があるという症状が共通しているので、生理と間違われることもあるようです。

あまりにも腫れがひかない場合など、不安や疑問に思うことがあったら、一度動物病院を受診してください。

膀胱炎・・・尿に血液が混ざるのを、生理の血だと勘違いしてしまうことがあります。判断出来ない場合は、病院で検査してもらいましょう。

子宮蓄膿症・・・細菌感染のために、子宮に膿がたまる病気です。悪化するにつれて、陰部から血膿が出てきます。多飲多尿が特徴です。

腹膜炎を起こしたら死に至りますので、怪しいと思ったら病院へ!

まとめ

犬の生理について、症状や期間などをお話してきました、いかがでしたか?犬を飼うとしたら、是非知っておきたいことですね。

特に飼い主が男性の場合ですと、人に質問にくい内容ですから余計悩んでしまいそうです。犬の生理は人間と同じように出血を伴うものですが、その仕組みは全く違います。

人間の場合は妊娠準備の終了を意味しますが、犬の場合は排卵が始まる合図です。このことをしっかり理解し、生理中の雌犬は雄犬に近づけないようにしましょう。

飼い主間のトラブルに発展することもありますので、なるべく他の犬と会わないような場所を散歩すると良いでしょう。

また、生理だと思っていたらほかの病気だったという場合もあります。もし何か疑問点があったら、獣医さんに相談してみましょう。