犬の嘔吐に血が混じるのは病気?吐血の原因と対処法!

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飼っている犬が突然嘔吐!!よく見ると、嘔吐物に血が混じっていた!なんていう場合には、飼い主は心配のあまり焦ってしまうことでしょう。

特に、はっきり分かるほどの血の量ですとパニックにもなりかねません。その時になって慌てないように、今から知識をつけておきましょう。

ただの嘔吐でしたら、食べ過ぎなどの原因で起こる事もあるのですが、血が混じるとなると病気の可能性があります。それでは、犬の吐血について、その原因と対処法を見ていきましょう!

飼い犬の嘔吐物に血が混じっていた!病気なの?血が混じる原因は?

飼い犬が嘔吐するというのは、病気の可能性も考えられるので心配になりますよね。その上、もしそれに血が混じっていたら、怖くてとても冷静ではいられなくなると思います。

ですが、そんな時こそ落ち着いた判断が必要となるのです!そのためにも、健康な内から犬の吐血について把握しておきましょう。

まずは、嘔吐物に血が混じる原因についてお話します。

嘔吐物に血が混じる場合は、何らかの病気の疑いがある

犬が嘔吐した場合、まずはその内容物をよく見てください。もし血の色が混じっている場合は、何かしらの病気のサインかも知れないのです。

詳しい病名については、後ほどご紹介します。とにかく、血が混じるというのは異常な事ですので、動物病院での受診をおすすめします。

吐いた血の色により、吐血or喀血の判断ができる

嘔吐物に血が混じっている場合、その色も確認してみてください。嘔吐物に交じっている血はが吐血なのか喀血なのか、血の色でその判断をすることが出来ます。

吐血とは

食道、胃、十二指腸といった消化器系からの出血のことです。この場合は、胃液と混ざりあっていることが多いです。

色は暗赤色、茶色、褐色、黒色で、例えるならコーヒーを淹れた後のカスの色です。

喀血とは

肺や気管支といった、呼吸器系からの出血のことです。特徴としては、咳と一緒に血が出ることが多く、泡のような状態となっています。色は真っ赤です。

腐ったものや毒物を食べると、急性胃炎になり吐血することが多い

もしかしたら、腐ったものを食べてしまったのかも知れません。または、犬にとって毒性のあるものを食べた可能性もあります。

これらを食べることで、急性胃炎を引き起こして吐血することがあるのです。

チョコレートや玉ねぎなど、人間にとっては毒でなくても、犬が食べたら命の危険がある食べ物はたくさんあります。普段から、食材の管理には気を配りましょう。

口の中からの出血により、嘔吐物に血が混じる場合もある

もしかしたら、オモチャの角などで口の中を傷つけてしまった可能性もあります。普段遊んでいるオモチャが欠けていないかチェックしたり、犬の周りを見回して何が落ちているか観察してください。

尖ったジャーキーや、鶏の骨など、怪我しそうな物を与えていないか思い返してください。

飼い犬の嘔吐物に血が混じっていた!その対処法は?

原因にはいろいろあることが分かりましたね。それでは、実際に嘔吐物に血が混じっていた場合の対処法を見ていきましょう。

嘔吐物に血が混じる場合は、危険な病気である可能性が高い

血を吐くというのは、体内に何かしらの異常が生じているという証拠です。口の中のケガから内臓の病気まで、犬の体に異変が起きているのです。

もしかしたら命に係わる状態かも知れません。驚かせてしまいますが、それくらいの気持ちで対処しましょう。

犬が吐いたものを持参し、早急に動物病院で診てもらう

とにかく、早い段階で動物病院に行くべきでしょう。その時に必要なのは情報です。

吐いた時の状況や、犬の周りにあったもの、家の中の様子など、出来る限り記憶に留めておいてください。

獣医師は、飼い主の話を判断材料とします。そして、実際に吐いた物を持参するようにしましょう。

無理なら動画や写真でもOKです!中毒性のあるものが混じっていないか、血の色はどうかなど、獣医師の判断の助けになります。

中毒症状による嘔吐は、見た目に元気でも安心できない

嘔吐しても元気そうだから大丈夫だろう、と思っていると後悔することもあります。中毒症状で吐いた場合、必ずしもぐったりしているとは限らないのです。

見た目には元気そうに見えても、気をつけて様子を観察しておく必要があります。念のために病院に行くことをおすすめします。

飼い犬の嘔吐物に血が混じっていた!考えられる病気とは?

それでは、嘔吐物に血が混じっている時に考えられる病気をご紹介します。

急性胃炎:胃が炎症を起こし、何度も嘔吐を繰り返す

腐った物や毒物を食べたことによる、急性胃炎の可能性があります。急性胃炎になると、嘔吐を繰り返すという症状が現れます。

何度も嘔吐することにより、脱水症状を引き起こします。治療としては、絶食後に食塩水にて嘔吐させるというものがありますが、させてはいけない場合もあります。

その辺りは、獣医師の判断に任せるようにしましょう。

胃潰瘍:嘔吐や黒い血便、茶色の吐血をする

嘔吐物に交じっている血が、黒っぽかったり茶色だったりした場合、胃潰瘍が考えられます。この場合、弁にも黒っぽい血が混じります。

気胸:呼吸困難やよだれ、喀血や吐血がある

嘔吐物に血が混じるのと併せて、呼吸が苦しそうであったり、よだれが出ている症状が見られたら、気胸の可能性があります。

気胸とは、胸の中に空気がたまってしまう状態。原因は事故での外傷や、肺炎・気管支炎などです。無理に動かさない方が良いのですが、重症の場合は針を刺して空気を抜かなくてはなりません。

動物病院に電話するなどして、相談して下さい。

まとめ

飼っている犬が吐いたというだけでもびっくりなのに、血が混じっているなんて怖くなりますよね。血が混じることで考えられる病気はいくつかありますが、素人に判断するのは難しいかも知れません。

ですからやはり、早く動物病院に連れて行くのがベストでしょう。その時には、出来れば嘔吐物を持参しましょう。

動画や写真でも良いです。これらは、獣医師の判断を助ける材料になります。血を見て怖くなっても、焦らずうろたえず、今回お話した内容を思い出せば大丈夫です!

落ち着いて、愛犬を病院まで連れて行きましょう。