犬がいびきのような呼吸(ブヒブヒ・フガフガ)をする!その原因と対処法とは?

健康・病気

犬が呼吸をする時に、ブヒブヒといびきのような音を出していると心配ですよね。窒息するのではないかと思うほど、苦しい様子を見せる場合もあります。

普通の状態でしたら、犬は呼吸をする時に音を出すことはありません。ですが何かの拍子でブヒブヒという音が出てしまう事もあります。

今回は、犬がいびきのような音を出して呼吸をする原因と、その対処法についてご紹介していきます。

飼い犬が「ブヒブヒ」と音を出して呼吸する!考えられる原因とは?

自分の愛犬が突然「ブヒブヒ」と変な音を出しながら呼吸をしたら、飼い主さんは焦ってしまいますよね。

苦しそうな様子を見ると、どこか病気なのではないか!?と思うことでしょう。

確かに、音が出る呼吸には原因があります。それでは、考えられる原因を挙げていきます。

気管虚脱:気管の変形により咳や呼吸困難を引き起こす

小型犬に多い、気管虚脱。

気管の役目は、空気を肺に送ったり、肺から空気を出したりすることです。

犬の気管はたくさんの軟骨が蛇腹ホースのように連続しており、首の動きに応じて自由に変形する仕組みになっています。

その気管が押しつぶされる状態を、気管虚脱と呼びます。こうなると、空気の流れに乱れが生じるために呼吸困難となります。

当然、命の危険もあります。

素早く処置をする必要があり、治療が遅れると脳に後遺症が残ることも!夏に見られることが多く、再発もあります。

一度なったことがあれば、その後も注意して犬の様子を観察していましょう。

逆くしゃみ:鼻と口から一気に空気を吸い込むことが要因

普通、くしゃみと言えば息を強く吐き出す状態ですよね。逆くしゃみというのは、文字通りその逆です。

息を吸いこむときに音が出る状態なので、逆くしゃみと呼んでいます。これは、鼻と口から一気に空気を吸いこんでしまうことで起こります。

吐き出すくしゃみの「クシュンッ」という音とは少し違い、ブヒブヒ、フガフガ ブーブーというような音を出します。

逆くしゃみをしやすい犬種があり、それはブルドックやバグといった鼻がペチャンコな短頭種に多く見られる症状です。

その他の小型犬にも多く発症するのですが、原因がまだはっきり分かっていません。命の危険はありませんが、一度なってしまうとその後も繰り返すようです。

鼻づまり:鼻づまりになり口で呼吸するため音が出る

鼻がつまっている可能性もあります。犬の鼻づまりの原因にはいくつかありますので、挙げてみますね。
[box class=”yellow_box” title=”犬の鼻づまりの原因”]

  • アレルギー

犬にもアレルギー性鼻炎があるんです。鼻づまりもその症状の一つで、鼻水の色は透明です。ハウスダスト、ダニ、花粉など、人間と同様にアレルゲンはたくさんあります。

  • 腫瘍

鼻の中に腫瘍が出来ることで、鼻がつまっている可能性もあります。鼻の中は目で見ることが出来ませんので、なかなか気づきにくい場所です。腫瘍があると、鼻水や鼻血が出たりします。特に、片側だけから出る場合は要注意!

  • 歯周病

なんと、歯周病からも鼻づまりが起こることがあるんです。歯周病の炎症が鼻の中にまで広がることで、鼻づまりとなります。

  • 副鼻腔炎

ウィルスや細菌に感染することで、副鼻腔炎が引き起こされると鼻づまりが起こります。副鼻腔炎の鼻水は、黄色くドロドロしています。抗生剤による治療が必要となりますので、気付いたら早めに病院へ行きましょう。

  • 加齢によるもの

年を取って、鼻が乾燥しがちになると鼻づまりが起こりやすくなります。[/box]

飼い犬がいびきのような呼吸をするのが心配!どうすればいい?

原因が分かったところで、今度はいびきのような呼吸にどう対応すれば良いかをお話します。

逆くしゃみは病気ではなく、多くは短時間で症状が治まる

先ほどお話した「逆くしゃみ」の場合、これは病気ではありません。しばらくすると止まりますので、逆くしゃみをしている間は犬の傍にいて様子を見ていましょう。

犬も、飼い主が近くに居てくれれば安心することでしょう。

気管虚脱や鼻づまりの場合は、早期に獣医師の診察が必要

気管虚脱は、気管が潰れる危険な状態!また、鼻詰まりには腫瘍の可能性も潜んでいますので、すぐに病院を受診しましょう。

気管虚脱or逆くしゃみは、症状が似ているので判別しにくい

気管虚脱と逆くしゃみは、出す音がとても似ています。ですから、素人が音を聞いて判断するのは難しいでしょう。

レントゲンで調べてもらえば、はっきりします。慣れた獣医師であれば、動画を見ただけで判断出来たりするそうです。

愛犬が逆くしゃみで苦しそう!逆くしゃみを早く止める方法とは?

病気ではないとは言え、逆くしゃみはとても苦しそうです。少しでも早く止めてあげたいものですよね。それでは、早く止める方法をご紹介します。

犬の鼻をつまんで口で呼吸させる

口呼吸をさせるために、犬の鼻をつまみましょう。鼻をつままれて口を開くと、多くの犬は止まるようです。

犬の胸やのどをマッサージする

胸、喉の辺りを優しくマッサージしてあげると止まることもあるようです。

大好きなおやつを食べさせる

好きなおやつの匂いを嗅がせたり、食べさせたりすると止まることがあるようです。

まとめ

いびきのような呼吸をしている犬について、その原因と対処法をご紹介しましたがいかがでしたか?

逆くしゃみのように、病気ではないものもあります。ですが、気管が潰れていたり、鼻の中に腫瘍があったりと、危険な場合もあります。

歯周病が原因のこともあるなんて、驚きですね。自分で判断が出来ない場合は、動物病院に行くことをおすすめします。

逆くしゃみの止め方は、全ての犬に効果があるというわけではありません。

「こうしたら早く止まったよ」という声が多いものをご紹介したので、あなたの愛犬にも効くかも知れません。

試して害のあるものではないので、是非試してみてくださいね。