犬のワクチン5種混合って何?種類と料金!選び方について

健康・病気

犬を飼っていると、ワクチンの接種は気になることです。危険な伝染病から愛犬を守るために、是非摂取しておきたいものです。

これから飼い始める人は勿論のこと、今まで飼ってきた人でもワクチンの種類が分からない場合がありますよね。

一口にワクチンと言っても、いくつも種類がありますから混乱してしまいそうです。

そこで今回は、5種、6種、8種といったワクチンの種類と、それぞれの特徴についてお話すると共に、料金選び方についても詳しく解説していきます。

犬のワクチン5種混合!犬の予防接種には種類がある!

犬のワクチンには種類があります。今回は特に5種混合について詳しく説明します。

その前に、他のワクチンについても簡単にご紹介しておきますね。

  • 2種混合ワクチン

犬ジステンパー、犬パルボウイルスの予防

  • 6種混合ワクチン

犬ジステンパー、犬パルボウイルス、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型感染症、犬パラインフルエンザウイルス感染商、犬コロナウイルス感染症の予防

  • 8種混合ワクチン

犬ジステンパー、犬パルボウイルス、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型感染症、犬パラインフルエンザウイルス感染商、犬コロナウイルス感染症、犬レプトスピラ感染症の予防

さて、それでは5種混合ワクチンについて、詳しくお話をしていきましょう。

5種混合ワクチン:3種類のコアワクチン+2種類のノンコアワクチン

5種混合ワクチンは、3種類のコアワクチン2種類のノンコアワクチンから成り立っています。

コアワクチンとかノンコアワクチンだなんて、ちょっと難しい言葉ですよね。もう少し分かりやすく説明してみましょう。

コアワクチン:3種類あり、命に危険性の高い病気の予防

コアワクチンと呼ばれるものは、特に命の危険性が高い病気を予防するものです。

そのため、どんな生活環境であってもすべての犬が摂取するべきだと考えられています。

これには3種類ありますので、それぞれの病気について説明してきます。

  • ジステンパーウイルス感染症

咳などの呼吸器に関する症状下痢などの消化器系の症状神経症状が見られます。とても致死率が高く危険な病気です。

  • パルボウイルス感染症

致死率が高く、特に子犬に見られます。下痢や嘔吐の症状が非常に激しく、突然死のリスクもあります。

  • アデノウイルス感染症

1型:犬伝染性肝炎と呼ばれています。急性肝炎による黄疸、嘔吐の症状が特徴。子犬は突然死することも。

2型:犬伝染性喉頭気管支炎と呼ばれています。長引く咳が特徴です。2型のワクチンを摂取すれば、1型の方も予防可能

ノンコアワクチン:種類は多数、さまざまな病気を予防

次はノンコアワクチンについて説明していきます。ノンコアワクチンは、命の危険はないけど予防しておきたい病気のワクチンです。

これらは生活環境や地域によって、感染リスクが左右されたりもします。

  • レプトスピラ感染症

いくつかの種類があって、腎障害や黄疸になる場合もありますが、軽症で済む場合もあり、症状が様々です。保菌者はドブネズミなど。

なんとヒトにも移ってしまう病気なんです。ちなみにこういう病気を、「人畜共通感染症」と呼びます。

  • 犬パラインフルエンザウイルス感染症

主な症状は、鼻水や咳、発熱といったもので、食欲の低下も見られます。人間の風邪と同じような症状なので、犬風邪とも呼ばれています。

これ単独の感染なら、症状は軽く済みますが、他のウイルスなどと混合感染すると症状が重くなります。

  • ボルデテラ・ブロンキセプチカ感染症

犬の気管支敗血症菌が原因で、犬パラインフルエンザとの同時感染が多く見られます。これが元で、犬伝染性気管支炎を引き起こす事もあります。

 

狂犬病ワクチン:日本の法律により、年に1度の接種が義務

狂犬病という名前は、犬を飼っていない人でも知っている恐ろしい病気です。狂犬病ウイルスには人も感染しますので、「人獣共通感染症」です。

そして、感染した生物は100%近い確率で死亡します。

狂犬病になった犬には狂騒期というのがあり、この時期に手あたり次第噛みつくという症状が見られます。そのため狂犬病の感染を広めてしまうのです。

この恐ろしい感染症を防ぐために、狂犬病ワクチンの摂取は日本の法律で義務づけられています!犬を飼ったら必ず摂取しましょう。

犬のワクチンの料金ってどのぐらい?混合ワクチンの料金は?

ワクチンについて分かったところで、今度は気になる料金についてお話していきます。

料金は、ワクチンの種類や動物病院により多少異なる

初診寮や診察料は、動物病院によって違いますよね。実はワクチンも病院によって多少違ってきます。

でも、大体相場は決まっているので、それをご紹介します。

混合ワクチンは、およそ5,000円~1万円程度

混合ワクチンにも何種類かありますが、5種では大体5,000~10,000円程度の場合が多いようです。

各ワクチンの相場は、大体以下の通りです。

  • 2種混合ワクチン:3,500~6,000円。
  • 6種混合ワクチン:6,500円~7,000円
  • 9種混合ワクチン:7,000円~9,000円
  • 10種混合ワクチン:8,000~10,000円

 

狂犬病ワクチンは、一般的に2,000円~3,000円

必ず接種する必要のある狂犬病ワクチンは、大体2,000円~3,000円が相場です。

犬のワクチンを選ぶ場合の基準は?犬のワクチンの選び方

いろんな種類がある犬のワクチン。どれを摂取すれば良いか迷いますよね。選び方をいくつかご紹介します。

犬の年齢や生活環境を考慮し、獣医師と相談して決める

生活環境によって、感染しやすい病気というものがあります。また、高齢の犬ですと体への負担が心配です。

狂犬病ワクチンは必ず接種しなくてはなりませんが、例外がいくつかあります。

その中の一つに、高齢であり危険が伴うと考えられる場合も含まれています。

獣医師に書いて貰った書類を役所に提出することで免除されるのです。

心配なことがあったら、獣医師に相談して決めるのが一番です。

多くの病気を予防できるワクチンは、犬に負担がかかる

混合ワクチンには、たくさんの種類が混ざっているものもありますが、その分、体に負担がかかります。

こちらも、獣医師と相談してみることをおすすめします。

ワクチンの種類により、犬によっては副作用の心配がある

ワクチンには副作用が出る場合があります。

犬によって、アレルギー反応を起こしてしまうこともあり、重篤な報告がされる事もあります。

接種後、いつもと違う様子が見られたら病院に連絡しましょう。

まとめ

犬のワクチンについてお話をしましたがいかがでしたか?

いろいろな種類があって、どれを摂取すれば良いのか本当に迷いますよね。

狂犬病の摂取は法律で決められていますが、例外もありますので獣医師に確認してみると良いでしょう。

犬の年齢や体調、生活環境によって接種するワクチンも変わってくるかと思います。

適切なワクチン接種で、愛犬を病気から守ってあげたいですね。