犬が赤ちゃんをなめる理由!衛生面で、どれぐらいの接触はOK?

気持ち

犬を飼っている家庭で、新しい家族が増えたという方も多いのではないでしょうか?

免疫力の弱い赤ちゃんと愛犬を近づけてもいいものか?新しい家族でもある赤ちゃんを、犬が受け入れ、仲良くやってくれるか?など、新しい環境に飼い主さんもわからないことが多いですよね。

今回は、犬と赤ちゃんが接触する上で気をつけるべきこと、赤ちゃんへの感情表現などについてお話したいと思います!

犬が赤ちゃんをなめるのは何故?犬の気持ちとは?

赤ちゃんを愛犬に近づけてみたら、赤ちゃんをなめたという経験ありませんか?

犬はなぜ赤ちゃんをなめるのでしょうか?

またその時の犬の気持ちに迫りたいと思います。

犬は、赤ちゃんを守ろうとする傾向が強い

飼い主さんにとって赤ちゃんは大事な存在。だからこそ愛犬が赤ちゃんに優しく接したり、守ってくれたら褒めたりしますよね。

飼い主さんから褒められることにより、この子を守ることが自分の使命であると認識するようになるのです。

使命感を持った犬は、赤ちゃんを守ろうとする傾向が強くなります。

また本能的な感覚で、赤ちゃんは守るべき存在という母性本能が刺激され、赤ちゃんを守ろうという行動にでる犬が多いようです。

好意を持っていることを、赤ちゃんに伝えている

母犬は子犬をなめて育てます。それは愛情表現でもあります。

自分は好意を持っているということを、なめることにより伝えているのかもしれません。

犬の愛情表現として、赤ちゃんに挨拶している

犬は独特な匂いや泣き声から赤ちゃんが赤ちゃんであるという認識をしていると言われています。

今まで家族にいなかった赤ちゃんがいる!とわかると、敵ではないよという愛情表現として赤ちゃんをなめているのかもしれません。

犬がなめる時は、好意の表れでもありますが、情報収集、挨拶という意味でもあります。

挨拶表現や赤ちゃんのことをもっと知りたいという気持ちからの行動かもしれません。

犬が赤ちゃんをなめる!接触しても大丈夫?避けるべき?衛生面は?

まだ免疫力のない赤ちゃんを犬がなめた!

家で飼っている犬だから衛生的にも大丈夫だろうと思っていませんか?

犬が赤ちゃんに接触する際に注意すべき点をご紹介しましょう。

赤ちゃんが感染症にかかる可能性がある

犬と人間では元々保有している菌が違うのですが、犬になめられることにより、犬が保有している菌が人間に感染してしまうケースがあります。

これを人畜共通感染症といいます。免疫力の弱い赤ちゃんは、感染しやすくなっているので、注意しましょう。

赤ちゃんが犬アレルギーになることもある

犬アレルギーは犬の毛、唾液、フケなどのアレルギー物質を吸い込むことにより発症します。

軽度だと、鼻水や咳などの症状ですが、重症化すると呼吸困難などの症状を引き起こします。

赤ちゃんのそばに空気清浄機を置いたり、赤ちゃんの寝る場所には犬を近づけないようにするなど、居住空間をしっかり分けてあげましょう。

犬に口元を舐められると、感染症のリスクが高まる

先ほども少しお話しましたが、犬の口の中には細菌がたくさんいます

大人だと、なめられた箇所を洗うということがすぐにできますが、免疫力も低く、自由に行動できない赤ちゃんは特に注意が必要です。

これは赤ちゃんに限ったことではありませんが、犬に口元をなめさせると感染症のリスクが高まりますので、注意しましょう。

犬と赤ちゃんのスキンシップが心配!感染しやすい病気とは?

免疫力のある健康な大人の場合、普通に犬と触れ合うことで病気に感染するという可能性は少ないでしょう。

しかし、免疫力のない赤ちゃんの場合は違います。

では感染しやすい病気とはいったい何でしょうか?

バスツレラ症:気管支炎や肺炎を引き起こす

犬は、口の中にパスツレラ属菌という菌を保有しています。

犬は特に何の症状もでませんが、免疫力のない人間が感染すると、気管支炎や肺炎を起こす可能性があります。

口の中に保有しているので、一番感染しやすい感染症ともいえるでしょう。

なめられてから症状がでるのは、30分〜数時間後です。なめられた箇所をすぐに水でゆすぎ、医療機関を受診しましょう。

Q熱:インフルエンザに似た症状がでる

これはコクシエラ・バーネッティ菌が原因で起こります。あまり聞かない病名ですよね。

というのも、通常、免疫力のある人間が感染して症状がでることは、あまりありません。

しかし、赤ちゃんの場合は免疫力がないため、感染することがあります。約3週間ほどの潜伏期間があり、40度近い発熱、頭痛などインフルエンザに近い症状がでることが特徴です。

真菌症:発疹やかゆみなどの症状がでる

真菌症、別名「皮膚糸状菌症」といいます。

これは皮膚糸状菌というカビの一種が感染し発症します。症状としては、発疹やかゆみなどで、薬を塗布することで完治が可能です。

まとめ

愛犬と新しい家族でもある赤ちゃんが新しい生活を始めるのはドキドキしますよね。

犬と赤ちゃんが触れ合うのは、決して悪いことではありません。むしろ家族として仲を深めていくためにもとても良いことです。

しかし、赤ちゃんはまだ免疫力がないので、感染症や犬アレルギーになってしまうというリスクがあります。

赤ちゃんと犬が暮らす生活空間をしっかりと分け、触れ合う際には、犬になめさせない、犬を触った手を口に入れないように気をつけて見てあげるなど、飼い主さんが管理して、愛犬と楽しい生活が送れるようにしてあげてくださいね!