犬のチョコレート中毒!症状は何時間で出てくるの?致死量や対処方法について!

ヘルスケア

犬に与えてはいけない食べ物といえば、たまねぎ、にら などの匂いのキツイ野菜。その他にもレーズンやマカダミアナッツなどよく聞きますよね。

実は、チョコレートやココアも犬には与えてはいけない食べ物だということをご存知でしたか?

人間にとってチョコレートの中でも高濃度のカカオのものは、ポリフェノールを多く含み、動脈効果などを予防してくれる効果があり、 健康にいい!というイメージですよね。

でも、犬にとっては毒性をもつ食べ物なのです。

では、どうしてチョコレートは犬にとって毒なのか、もし食べてしまったらどんな症状がでるのか?どう対処すれば いいのかをご紹介しましょう!

犬のチョコレート中毒!症状は何時間で出てくるの?致死量は?

もしかしたら食べちゃったかも・・・でも苦しそうではないから大丈夫か!と思った飼い主さん。

実は、チョコレート中毒は すぐに症状が現れないのが特徴なのです。

なぜすぐに現れないのか?チョコレートはどれくらい食べてしまうと死に至るのかを お話ししましょう!

犬は、テオブロミンの代謝に時間がかかる

犬の体で毒と認識されているチョコレートの成分テオブロミンは、体の中で分解され、排泄されるまでに非常に時間が かかります。

人間にとって1かけらは少量ですが、犬にとっての1かけらは致死量です。

犬にとっての 少量であれば、個体差はありますが、自然に分解・排出されます。

犬がチョコレートを食べた後、24時間は中毒が起こる可能性がある

少しお話しした通り、テオブロミンの分解・排泄に非常に時間がかかるため、犬が食べてしまってから24時間以内は、中毒症状が起こる可能性があります。

もし食べてしまったことに飼い主さんが気づいているのであれば、予断を許しませんので、 しっかり犬の様子を見てあげましょう。

逆をいえば、24時間以内になにも症状がでなかった場合は、犬の中で分解・排出されていますので、 問題はないです。

ですが、念のために動物病院で診ていただくことをオススメします。

一般的なテオブロミンの致死量は、犬の体重1kgあたり120~500mg

では、テオブロミンはどれくらいの量が犬にとって致死量なのでしょうか?

だいたい、犬の体重1㎏に対して、 120~500mgと言われています。

これは体重や体格によって個体差があります。これ以下でも重度の症状がでる場合があるので、 気をつけましょう。

犬がチョコレートを食べた!中毒が心配?どんな中毒症状がでる?

愛犬が絶対届かないところに置いたチョコレートがなくなっている!?もしかして食べちゃったの?? これは心配ですよね。

犬がチョコレートを食べてしまった時、どんな中毒症状がでるのか、飼い主さんが知っていると対処しやすいですよね。

チョコレートの中毒症状についてお話ししましょう。

犬のチョコレート中毒は、テオブロミンの過剰摂取により起こる

なぜ犬にとってチョコレートは毒なのか。

それはチョコレートに含まれる「テオブロミン」という成分の過剰摂取と見られています。

テオブロミンはカフェインと似ており、脳や筋肉に強い興奮を与える効果があるのです。

テオブロミンの含有量は、チョコレートの種類によって異なる

テオブロミンの含有量はダーク・ミルク・ホワイトチョコレートという種類によっても異なります。

しかし、テオブロミン含有量までは製品表示に記載されていませんので、犬に与えないほうがいいでしょう。

また忘れがちですが、ココアもチョコレートの一種ですので、こちらも与えてはいけません。

主な中毒症状は、下痢、嘔吐、発熱、不整脈、痙攣など

主な中毒症状は、下痢、嘔吐、発熱、不整脈、痙攣などです。

摂取量や個体差によって症状はバラバラです。

摂取量が多い場合は、 昏睡状態や死に至るケースもありますので、チョコレートをあなどることはできません。

飼い主さんは必ず、自分が食べていた チョコレートを食べきる冷蔵庫に保管しましょう。

 

犬がチョコレートを食べてしまった!適切な対処方法とは?

飼い主さんが気をつけていても、拾い食いなど、チョコレートを口にしてしまう危険は多々あります。

ではもし、愛犬がチョコレートを口にしてしまったら、どのように対処すればいいでしょうか?

多量に食べてしまった場合には、早急に獣医師に相談する

本当に多量に食べてしまった場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

症状がでるまでに時間がありますので、かかりつけ医がいる 場合は、まず先生に電話で指示を仰ぐこともオススメです。

しかし、胃にまだあるうちは、嘔吐を無理やりさせる薬を使う胃の洗浄を行うなどの方法がありますが、時間が経過しすぎると獣医師でも手の施しようがありません。

飼い主さんは落ち着いて、獣医師の元へできるだけ早く連れて行ってあげましょう。

犬に塩を食べさせて、胃の中にあるチョコレートを吐かせる

先ほどもお話ししましたが、チョコレートを吐かせるということが重要です。

飼い主さんが犬の胃にあるチョコレートを 吐かせるには、塩を食べさせる方法があります。

小さじ約1杯の塩を犬の舌にのせます。

この時点で吐き出してしまう 犬もいるかと思いますので、オキシドール(過酸化水素)を飲ませるのも1つの方法です。

塩もしくはオキシドールを飲ませると、塩味に反応し、嘔吐するケースが多いのです。

一度で吐き出さない場合は何度か繰り返してください。しかし、肝臓の悪い犬には塩は絶対に与えてはいけません

少量のチョコレートを食べた場合は、水をたくさん飲ませる

少量の場合は、個体差がありますが、安全に解毒できる可能性があります。

水をたくさん与え、早く消化できるように促して あげましょう。そのあとは様子を必ず見てあげてください。

まとめ

いかがでしたか?犬に与えてはいけない食べ物はたくさんありますが、チョコレートもそのうちの1つです。

甘いにおいにつられて、愛犬が欲しがってきたとしても、決してあげないでくださいね!

飼い主さんが見ていない間に食べて、気づいてあげられなかったなんてことがないように、必ずチョコレートは、犬の 届かないところか冷蔵庫で保管しておきましょう。

もし、お散歩の途中で拾い食いや勝手に食べていた場合は、 まず最初に動物病院に連絡、もしくは連れて行きましょう。

少量で軽度、重度の症状がでなかったとしても、犬は毒を飲んだのと同じですので、食道、胃などに炎症が残って しまいます。

犬を守るためにも、チョコレートの保管、犬の拾い食いなどには気をつけてあげましょう!