犬を飛行機に乗せるのはストレス?負担は?【死亡例も・・・】

気持ち

飛行機を使って旅行する時など、愛犬も一緒に連れて行きたいと思う飼い主さんもいることでしょう。

一人でお留守番させるより、自分の元に置いておきたい気持ち、分かります。でもちょっと待ってください!

飛行機内では、人間と犬は別々の空間で過ごさねばならない事をご存知ですか?

犬は荷物扱いですので、貨物室に連れていかれることになります。そこでは様々なストレスを受けることになるのです。

安易な考えで、犬を飛行機に乗せるのは危険です!どうしても乗せる必要があるという時にのみ、犬にかかる負担を把握した上で検討しましょう。

それでは、飛行機に乗せた犬にかかるストレスや負担について、お話をしていきます。

犬を飛行機に乗せると犬にどんなストレスがかかる?

例えば補助犬など、どうしても犬を飛行機に乗せる必要がある場合、どのようなストレスがかかるかを知っておねばなりません。

飼い主が思っている以上に、過酷な環境に置かれることになります。それでは、具体的にどのような環境に愛犬がおかれるのか見ていきましょう。

犬は貨物室で保管され、騒音や振動が負担となる

先ほども書きました通り、犬は物と同じように扱われます。ですから、飛行機を降りるまでは貨物室で保管されることになります。

普通の人は、飛行機の貨物室などには入りませんので、そこがどのような環境かご存知の方は少ないかと思います。

まず言えるのは、騒音の中で過ごさねばならないという事。聴覚の優れた犬にとって、最悪の状況と言えるでしょう。

また、振動も大きなストレスになります。ケージは固定されていても、中の犬は固定されていません。

揺れが激しい時には、踏ん張り切れずに転がり回っているかも知れません。

飼い主と離れて心細い上に、騒音と振動が襲いかかる恐怖。これは、相当なものだと考えられます。

ケージに閉じ込められ、犬にとって不安や恐怖感がある

大好きな飼い主と離され、狭いケージに閉じ込められ、自由の利かない状態で貨物室へ。

これがどれ程の不安と恐怖を招くか、想像出来るでしょうか?耐えきれずにショック死してしまう可能性も、考えておかねばなりません。

人間は到着時間が分かっていますが、犬には分かりません。いつ終わるか分からない恐怖と、独りぼっちで戦わなくてはならないのです。

貨物室の温度は不安定で、急激な温度差が生じる

貨物室の温度変化は、かなり大きなものとなります。客室でさえ、暑く感じたり寒く感じたりする事があります。

貨物室は一応空調管理はされているようですが、外気の影響を受けて気温が大きく上下しやすいのです。

それによって、体調を崩してしまうことも考えられます。

犬を飛行機に乗せても安全?怪我や死亡の危険性もある?

犬を飛行きに乗せた場合、相当なストレスが掛ります。精神的に不安定になるだけでは済まず、怪我をしたり死亡する可能性も十分考えられます。

実際に死亡例もありますので、乗せる際にはそれなりの覚悟が必要とも言えます。

犬を保管する貨物室は、外気の影響で温度差が激しい

先ほども書きましたが、犬は貨物室で保管される事になります。外気の影響をかなり受ける貨物室は、温度差が激しい空間。

体調を崩す可能性は大いにあります。

空調設備はあるものの、犬が熱中症で死亡した例がある

一応、貨物室にも空調設備はあります。ですが、実際に熱中症で死亡したケースもあります。

貨物室から出てきた愛犬を見たら既に倒れていて、少し痙攣した後に死亡。

貨物室は異常な暑さに加え、恐怖のあまり多量の失禁。熱中症と脱水症状で、悲しい結果になってしまいました。

貨物室がどんな状況になっても、誰も犬の様子を見てはくれません。独りぼっちで死ぬかも知れないという事も、考えておかねばなりません。

保管するケージが破損し、犬が大怪我をした例もある

犬はケージに入れられるのですが、そのケージが破損したケースもあります。

そのせいで、中に居た犬が酷い怪我をしてしまったそうです。飛行機に乗っている間、犬はこうした危険と隣り合わせなのです。

犬を飛行機に乗せる時の注意点!搭乗できない犬もいる?

危険を承知で、それでも乗せなくてはならない場合もあるでしょう。その際に、チェックするべき事柄を挙げていきます。

持病がある犬は搭乗不可!体調を崩す可能性が大きい

持病がある犬を飛行機に乗せるのは、大変危険なことです。やめましょう。

健康な犬でさえ、体調を崩したり死亡したりするのです。フライト中に体調が悪化したとしても、誰も気付くことは出来ません。

海外渡航の場合は、国ごとに必要な手続きがある

海外へ行く場合には、国によって手続きが違ってきます。まず日本を出国する時には、輸出検疫証明書というものを交付して貰う必要があります。

また、行きたい国の入国条件を調べましょう。国によって条件が様々ですので、あらかじめ問い合わせておく必要があります。

よくあるのが、マイクロチップの装着や入国事前許可、予防接種や駆虫薬の投与などです。

動物病院での健康診断証明書も必要になることがあります。

 

次に、日本に入国する時ですが、マイクロチップを装着することになります。狂犬病の予防注射を2回受ける必要もあります。その上で、採血をして免疫の確認をします。

そして、日本到着の40日前までに、動物検疫所へ事前届け出をしなくてはいけません。更に、日本に帰るまでに健康診断も受けなくてはなりません。

子犬や老犬、ケージに慣れていない犬の搭乗は控えたい

健康な若い犬でも、飛行機の貨物室では体調を崩すことが多いです。子犬や老犬には耐えがたい環境と言えるでしょう。

また、ケージに入ることに慣れていない犬も、搭乗は控えた方が良いでしょう。無理をさせないで、ペットホテルなどに預けた方が安心です。

まとめ

犬を飛行きに乗せる場合、どのようなストレスがあるのかお話しましたが、いかがでしたか?

飛行機の貨物室は、想像以上に過酷な環境です。飼い主がいない不安と、騒音や振動、温度変化などが犬を襲います。

フライト中に怪我をして、次に会った時には血だらけの状態だったというケースもあります。

飼い主は、そういった危険もしっかり把握した上で、それでも連れていかねばならないのか、よく考えるべきでしょう。

持病があったり、子犬や老犬、ケージに慣れていない犬は勿論ですが、健康な若い犬でも大変なリスクを伴います。

不安な場合は、かかりつけの動物病院に相談するのもおすすめです。